2009年11月12日
100回目の小布施ッション
小布施で毎月ゾロ目の日に、様々な分野の著名な講師に来ていただき、情報交換をし、その後小布施堂でお料理とお酒を楽しむという「小布施ッション」が、11月11日で100回目となりました。
100回目の講師は東京理科大理工学部建築学科教授の川向正人氏。川向氏は小布施町と東京理科大学との共同研究の場として、「東京理科大・小布施町まちづくり研究所」をたちあげ、活動されています。
今回のお話はまちづくりの理念や手法などから少しはなれて、建築・景観のあるべき姿、つまり美しい建築、景観とはなにか?ということを「アルカイック(古代風、古拙な)」、「手の跡」などという言葉や「ル・トロネ修道院」の写真などを引合いにして説明してくれました。
年月を経た風合いや手の痕跡を一つの意匠として捉えることには多少の違和を感じつつも、
「身近な素材・技術と自らの身体を使って「つくること」それ自体に、価値を見出」し、「住民自らが喜びを持って「つくること=一つの世界をつくり上げること」を実践するのが、「住民主体のまちづくり」という考えにおおいに賛同しました。
Posted by take4 at 17:10│Comments(0)
│広瀬毅コラム